ナンプレのルール
ナンプレ(ナンバープレース)は、9×9のマスを3×3のブロック9つに分けたパズルです。いくつかのマスには最初から数字が入っています(ヒント数字)。空いているマスすべてに1〜9の数字を入れて、次の条件を満たせばクリアです。
- どの行(横の列)にも1〜9が1つずつ入る
- どの列(縦の列)にも1〜9が1つずつ入る
- どの3×3ブロックにも1〜9が1つずつ入る
ルールはこれだけ。計算はいりません。数字はただの9種類の記号です。よくできた問題は答えがひとつだけで、当てずっぽうなしに論理だけで解けます。
よく使う用語
- マス:81個ある四角のひとつ。マスは行と列で呼びます。R5C5 は5行目・5列目のマスです。
- ハウス:行・列・ブロックのどれか。どのハウスにも1〜9が1つずつ入ります。
- 関係マス:あるマスと同じ行・列・ブロックにある20個のマス。あるマスに入れた数字は、その関係マスには入りません。
- 候補数字(メモ):空いているマスにまだ入る可能性がある数字。
初心者向けテクニックを順番に
1. スキャン
数字をひとつ選びます。たとえば5。盤面にあるすべての5について、その行と列に線を引くイメージをします。まだ5がないブロックで、線が通るマスと埋まっているマスを消していき、残りが1マスなら5はそこに入ります。1〜9の数字で順に繰り返しましょう。やさしい問題なら、スキャンだけでかなり進みます。
2. ハウスの最後の1マス
行・列・ブロックのどれかに空きが1マスだけなら、足りない数字はすぐにわかります。下の5行目で足りないのは4だけです。
3. 裸のシングル
空いているマスをひとつ選び、関係マスにすでにある数字を数えます。8種類の数字がそろっていれば、残りの1つが唯一の候補。それがそのマスの答えです。裸のシングルを例題で見る →
4. 隠れたシングル
今度は逆に、ハウスと数字を選びます。その数字がハウスの中で1マスにしか入らない(ほかのマスは埋まっているか、同じ数字が関係マスにある)なら、そこに入ります。そのマス自体にほかの候補が残っていても同じです。隠れたシングルを例題で見る →
5. メモ
スキャンで進まなくなったら、ブロックや行の空きマスに候補数字をメモします。数字を1つ入れるたびに、その関係マスのメモからその数字を消しましょう。メモを整理しておくと、隠れていた情報が目に見えるようになります。
6. 裸のペア
同じハウスの2つのマスが、どちらもまったく同じ2つの候補(たとえば {3, 8})しか持たないなら、その2つの数字はこの2マスに入ります。ハウス内のほかのマスから3と8を消せます。裸のペアを例題で見る →
7. ポインティングペア
あるブロックの中で、ある数字が入るマスがすべて同じ行にあるなら、その数字はこのブロックのその行に入ります。ブロックの外にあるその行のマスから、その数字を消しましょう。列でも同じです。ポインティングペアを例題で見る →
初心者がやりがちなミス
- 当てずっぽうで入れる。よさそうに見えた推測が、20手後に盤面を崩すことがあります。自信がなければ別の手を探しましょう。
- メモを更新し忘れる。古い候補が次の手を隠したり、まちがった手に導いたりします。
- 行しか見ない。ブロックや列にも同じくらい手が隠れています。3つとも見ましょう。
難易度について
やさしい問題はスキャンとシングルだけで解けます。ふつうの問題はメモが必要です。むずかしい問題ではペアやポインティングペアを使い、エキスパートの問題では X-Wing のような上級パターンが必要になります。ヒントなしで解けるようになったら、次の難易度へ進みましょう。
よくある質問
ナンプレは計算が得意でないと解けませんか?
いいえ。ナンプレの1〜9は記号として使うだけで、足し算もかけ算もありません。文字や色でも遊べる論理パズルです。
ナンプレの答えはひとつだけですか?
よくできた問題は答えがひとつだけで、当てずっぽうなしに論理だけで解けます。
1問解くのにどれくらいかかりますか?
初心者なら、やさしい問題で10〜20分ほど。ふつうの問題は20〜40分、むずかしい問題は慣れるまで1時間かかることもあります。
行き詰まったらどうすればいいですか?
ブロック・行・列のどれかひとつの空きマスすべてに候補をメモし、候補が1つだけのマスや、1マスにしか入らない数字を探しましょう。それでもだめならペアを探します。
次は:テクニックをひとつずつ
各ガイドでは、実際の盤面を使ってひとつの手を例題つきで解説します。
